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航空自衛隊のアクロバットチームのブルーインパルスが展示飛行!
防衛省航空幕僚監部は、令和7(2025)年9月5日(金)に、航空自衛隊のブルーインパルスが、翌週9月13日(土)に開幕する「東京2025世界陸上選手権大会」にて、国立競技場上空での展示飛行を行うことを発表しました。この特別なフライトは、大会の幕開けを飾るにふさわしい、ダイナミックな演出となることが期待されます。

ブルーインパルスとは
航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的行事などで、華麗なアクロバット飛行(展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム。正式名称は、宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」。 青と白にカラーリングされた機体が特徴。6機の機体が大空で展開する一糸乱れぬフォーメーションや、ダイナミックなソロ演技は人々に驚きと感動を与えます。
開幕イベントの飛行ルート判明!壮大な飛行計画

今回のブルーインパルスの飛行は、まず国立競技場(東京・千駄ヶ谷)の上空で、約10分間にわたる迫力満点の展示飛行を実施します。その後、都内各所を巡るルートで飛行する予定です。代々木公園から都庁北あたりを右旋回し、荒川区あたりで再度右旋回、スカイツリーを回り、東京駅、東京タワー渋谷、東京都庁から多摩方面に帰路コース。この壮大な飛行計画は、世界中から注目が集まるスポーツの祭典を、空からも盛り上げることを目的としています。
本番に先立ち、当日の天候やその他の状況によって飛行ルートが変更される可能性も公表されています。また、予行飛行は9月12日(金)の13時15分から13時40分頃にかけて実施される予定です。
迫力ある展示飛行を見れる・撮影できるポイントは!

公表された飛行ルートは、国立競技場での展示飛行後に都内各所を巡るもので、具体的には「国立競技場→代々木公園→東京スカイツリー→東京駅→東京タワー→渋谷駅→代々木公園→都庁」というコースが示されています。このルートを基に、迫力あるフライトを観覧・撮影できる可能性のあるポイントをいくつかご紹介します。
観覧・撮影のポイント
経験値から迫力は、旋回飛行がかっこいいですね。また真下からもスチール、動画ともにきれいに撮れます。横からは大気の状態や天気によりますが、少しモヤがかったり、コントラストが低いので撮影技術や機材がものをゆうかもです。
1. 国立競技場周辺
フライトの出発点であり、最も迫力のあるアクロバット飛行が観られる可能性が高い場所です。
- 新国立競技場周辺の公園や広場: 混雑が予想されますが、視界が開けているため、ブルーインパルスの編隊飛行を間近で楽しむことができます。
- 神宮外苑、代々木公園: 国立競技場の西側に位置しており、飛行ルートの初期段階を捉えることができます。特に代々木公園は広い敷地があるので、比較的場所を確保しやすいかもしれません。
2. 都心のランドマーク周辺
高層ビルやタワーを背景に、ブルーインパルスを撮影できる絶好の機会です。
- 東京タワー: 東京のシンボルを背景に、上昇や旋回するブルーインパルスを撮影できる可能性があります。タワー周辺の広場や、少し離れた芝公園からでも観覧しやすいでしょう。
- 東京スカイツリー: 荒川区方面で旋回後、スカイツリーに向かうルートです。スカイツリーとブルーインパルスの共演は、非常に絵になる光景です。スカイツリー周辺の開けた場所や、隅田川沿いなどからの撮影がおすすめです。
- 東京駅周辺: 丸の内ビル群を背景に、飛行機を撮影できるポイントです。丸の内仲通りなど、広い通りから空を見上げると、都心とブルーインパルスのコントラストが楽しめます。
3. 高層ビルや展望台
上空から見下ろす形・または横からで撮影できる、非常に珍しいアングルです。
- 都庁展望室: 飛行ルートの終盤、都庁周辺を飛行するため、チャンスがあれば都庁の展望室から迫力ある飛行を捉えることができるかもしれません。ただし、混雑や開放状況を事前に確認しておく必要があります。
- 渋谷スクランブルスクエア展望台「SHIBUYA SKY」: 渋谷上空を通過する際に、絶好の撮影ポイントとなります。空を背景に街並みを見下ろすような構図が撮れます。
注意事項
- 予行飛行も要チェック: 本番前日の予行飛行も、ルートや時間帯を確認する上で非常に重要です。本番と同じような飛行が行われる可能性が高いので、事前に場所取りの検討ができます。
- 天候によるルート変更: 航空幕僚監部が公表している通り、当日の天候によっては飛行ルートが変更される可能性があります。最新の情報は、航空自衛隊や関連団体の公式サイトなどで随時確認してください。
- 混雑と安全確保: 多くの人が集まることが予想されます。周囲の人々と譲り合い、安全を確保した上で観覧・撮影を楽しんでください。
- 撮影機材の準備: 広角レンズで全体を収めるか、望遠レンズで迫力ある機体を狙うかなど、事前に撮影の構図を決めておくと良いでしょう。
これらの情報を参考に、東京の空に描かれるブルーインパルスの美しい飛行を、ぜひ最高の場所で楽しんでください。
飛行概要詳細
展示飛行日時: 令和7年9月13日(土)12時25分~12時50分頃
予行飛行日時: 令和7年9月12日(金)13時15分~13時40分頃
飛行場所: 国立競技場および東京都内各所
この貴重な機会に、ブルーインパルスが織りなす鮮やかなアクロバット飛行を、ぜひご注目ください。
お問い合わせ先:
航空幕僚監部広報室
TEL:03-3268-3111(内線:61093)
防衛省・自衛隊ホームページ: https://www.mod.go.jp/